第1部では労働市場の問題が
鈍い賃金上昇ペース
にあることを明らかにした。第2部では,その原因を究明する。
第2部はPart1 デフレ経済とPart2 グローバル化で構成されている。
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主たる理由はPart1 デフレ経済ですべて説明されている。
デフレが悪いって話か。そんなの知ってるよ。
このように思った人もいるだろうが,実際には「デフレが問題だ」と言っている人でも,そのことを正しく認識しているかどうかは疑わしい。Part 1ではデフレ経済の問題点のみならず,典型的な「原因の誤認」についても説明する。
一方,Part2 グローバル化も原因のひとつではあるが,その背景にはデフレ経済の問題がある。デフレ経済とグローバル化は必ずしも一緒に現れるものではない。しかし,日本の場合は,企業の海外進出に需要不足(デフレ経済)が影響していたものと考えられる。
このように,Part 2の内容はPart 1の内容を受けたものであるため,Part 1から読み進めることが望ましい。
Part1デフレ経済
- Theme 1:マクロ経済の会計分析
- Theme 2:デフレ経済の理論
- Theme 3:長期停滞をめぐる論争
Part2グローバル化
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